金メダルを差し上げてください!

久しぶりに鳥肌が立つような嬉しいニュースを目にしました。

この方のシンクロは、この日のためにあったのかもしれません。

シンクロナイズドスイミング(最近はアーティスティックスイミングというらしい)では金メダルを取れなかったかもしれませんが、その何百倍も素晴らしいです。

助けられた高校生が、将来すごい科学者になってワクチンの研究をして、人類を救うようなことがあれば…。といった空想を巡らしています。

「37歳主婦、海底から高2を救助 シンクロの経験生きる」

https://news.livedoor.com/article/detail/20658236/

2021年8月6日 17時3分 朝日新聞デジタルより

 海水浴場で溺れた高校2年の男子生徒(17)を素潜りで引き揚げて救助したとして、福岡市東区の主婦、中山まゆこさん(37)に唐津海上保安部(佐賀県唐津市)が6日、感謝状を贈った。

 シンクロナイズド・スイミングとプールの監視員のアルバイトの経験が生きたという。

 海保と中山さんによると、7月23日午前10時50分ごろ、福岡県糸島市の芥屋海水浴場の沖約40メートルを泳いでいた高校生3人のうち1人が溺れた。近くで子どもたちを遊ばせていた中山さんが、残る2人の高校生が叫んでいるのに気付き、クロールで現場に向かった。

 水深2メートルほどの海底に、うつぶせになっている黒い頭が海面から見えた。素潜りで海底から引き揚げ、あごをつかんで頭を肩に乗せ、気道を確保しながら浜辺まで運んだ。男子生徒はドクターヘリで搬送中に意識を取り戻したという。

 中山さんは3歳で水泳を始め、小学5年から高校1年までシンクロをしていた。高1の夏休みにはプールのアルバイトをしたといい、「後から思ったら、経験が生きた。誰でも溺れて水を飲んだらパニックになる。気をつけてください」と話していた。(渡辺松雄)