個人のAPOE遺伝子型を調べ、アルツハイマー病発症リスクを知り予防や対策に繋ぐのが、
APOE遺伝子検査の役割です。(費用:¥27,500/回)

波乗りクリニックでは「APOE遺伝子検査」を自費で実施しています。

2025年には65歳以上の認知症患者数が約700万人(約5人に1人)に増加すると予測されています。

あらかじめ自分のリスクを知り、老後に備えていきましょう。

さて、アミロイドベータペブチドの蓄積や凝集に関わる物質のひとつが、アポリポタンパク質Eです。
それを司るAPOE(アポイー)遺伝子には、主にε(イプシロン)2、ε3、ε4の3種類あり、 2つ一組で遺伝子型を構成しています。

このうち、ε4/ε4の組み合わせの遺伝子型の人はアルツハイマー型認知症の発症リスクが高くなることがわかっています。

以下はその根拠となった論文から抜粋した表です。

Diagnosis and treatment of dementia: 1. Risk assessment and primary prevention of Alzheimer disease
. 2007 Oct;3(4):418-27. doi: 10.1016/j.jalz.2007.07.010. Epub 2007 Sep 19.
Articles from CMAJ : Canadian Medical Association Journal are provided here courtesy of Canadian Medical Association

すこしわかりにくいので、表を作り直してみます。

遣伝子型リスク
ε2/ε30.6倍
ε3/ε31.0倍(日本人に一番多いタイプを基準にリスクを1倍に設定しています)
ε2/ε4、ε3/ε43.2倍
ε4/ε411.6倍(ε3/ε3型の人と比較して11.6倍認知症になりやすいイメージです)
APOEε4によるアルツハイマー病発症への影響

費用:¥27,500/回
方法:血液検査