うれしいご報告|SSK(スタディーサーフィン研究会)の医学生が学会で最優秀発表賞を受賞しました

うれしいお知らせです。

波乗りクリニックでSSK(スタディーサーフィン研究会)のメンバーとして活動している山口大学医学部医学科の学生さんたちが、第17回日本プライマリ・ケア連合学会学術大会の学生セッションにおいて、ポスター発表の部(活動・症例報告)最優秀発表賞を受賞しました。

→「日本プライマリ・ケア連合学会の詳しいインタビューはこちら」←
https://www.primarycare-japan.com/news-detail.php?nid=1866

受賞したのは、山口大学医学部医学科6年生の大倉一真さん、三谷陽菜さん、藤澤翔太さんです。

発表テーマは、波乗りクリニックで続けてきたSSKの活動についてまとめたものです。

SSKでは、医学生が診察室の外で子どもたちと一緒に勉強をしたり、遊んだり、話をしたり、ときには身体を動かしたりしながら関わってきました。

医師でもなく、家族でもなく、学校の先生でもない。

「ちょっと年上のお兄さん、お姉さん」のような医学生だからこそ、子どもたちがふっと話してくれることがあります。

今回の発表では、こうした医学生と子どもとの関係を「斜めの関係」という視点から捉え、診察室だけでは見えにくい子どもの思いや家族との関係について検討しました。

学生さんたちは、これまでのSSKの活動を3つのテーマに分け、それぞれが責任を持って研究・発表に取り組みました。そのうち大倉さんが担当した第3報、

「診察室外で子どもは何を語るか(第3報)―『斜めの関係』はなぜ本音を引き出すのか:10症例の質的検討―」

が、今回の最優秀発表賞につながりました。

普段クリニックでやっていることは、傍から見ると「学生さんが子どもと遊んでいる」ように見えることもあります。

もちろん、本当に遊んでいることもあります(笑)。

でも、その一緒に過ごす時間の中に、診察室ではなかなか見えてこない表情や言葉があります。そうした日々の小さな積み重ねを学生さんたち自身が振り返り、整理し、研究として形にしてくれました。

SSKを始めた頃には、まさかこの活動が学会発表になり、さらに最優秀発表賞までいただくとは想像していませんでした。

こちらが学生さんに教えているつもりが、気がつけば学生さんたちの発想や行動力にこちらが教えられることも少なくありません。

最近では、地域のお祭りでのAED体験ブースなど、学生さん自身から新しいアイデアも出てくるようになっています。

診療所という場所は、病気を診るだけの場所ではなく、人が集まり、学び、ときには新しいことが始まる場所でもあってよいのだと思います。

これから医師になり、それぞれ違う道へ進んでいく学生さんたちが、波乗りクリニックで子どもたちと遊んだこと、話をしたこと、そして「待つこと」の大切さを、どこかで思い出してくれたらうれしいです。

大倉一真さん、三谷陽菜さん、藤澤翔太さん、最優秀発表賞、本当におめでとうございます!

そして、SSKの活動に関わってくださった皆さまにも、あらためて感謝申し上げます。

これからも学生さんたちと一緒に、いろいろ試しながら、波乗りクリニックらしくぼちぼち「波乗り」を続けていきたいと思います。

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