「3密」とは、「密閉∩密集∩密接」ではなく、「密閉∪密集∪密接」ということ。

「3密」というのは「密閉かつ密集かつ密接」ではなく、「密閉または密集または密接」ということですね。いずれか一つがあてはまればリスクがあると。高1数学的に言うと「密閉∩密集∩密接」ではなく、「密閉∪密集∪密接」ということです。

ウイルスは口や鼻から手に移動し、共同使用の物品を介して、他人の手に移動し、いずれは口や鼻から入ります。

どんなに3密を避けていても、ウイルスの付着したバーベキュー用品を共用すれば、感染します。

以下はNHKニュースから抜粋。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210430/k10013006461000.html

「3密」でなくても集団感染のおそれ

2021年4月30日 18時43分  NHKニュース

新型コロナウイルスは、「密閉・密集・密接」のいわゆる「3密」の場面で感染が広がりやすいとされていますが、屋外での飲食で密閉という条件がないなど、「3密」ではなくても感染が広がったとみられるケースの報告が相次いでいます。感染力が強い変異ウイルスの拡大でさらに広がるおそれもあり、専門家は「2密」「1密」であっても感染すると考え、対策を徹底してほしいと呼びかけています。

新型コロナウイルスの感染は、『換気の悪い密閉空間』『多くの人が密集する場所』『間近で会話や声を出す密接場面』の、いわゆる「3密」の条件がそろうところで特に集団感染のリスクが高く、室内の換気や飲食店で人数制限をするといった対策が進められてきました。

感染は当初から「3密」の3つの条件がそろわなくても起きるとされていましたが、このところ「密閉」や「密集」といった条件がなくても集団感染したケースが相次いで報告されています。

河原で飲み会 『2密』で集団感染

横浜市では、「密閉」の条件がない、大学生が今月中旬に河原で開いた大人数での飲み会で集団感染したケースが報告されています。

横浜市などによりますと、感染したのは、大学のダンスサークルの学生たちで、参加した90人以上のうち、数日後に9人の感染がわかり、最終的には飲み会の参加者や関係者など、およそ60人の感染が確認されたということです。

調査した保健所によりますと変異ウイルスではなかったものの、多数が集まる「密集」と、近くで会話する「密接」の2つの条件があり、感染が広がったものとみています。

密閉だけの『1密』で集団感染

また、「密閉」という1つの条件しかないところで感染したケースも報告されています。

東京都内の保健所によりますと、先月下旬、劇場で稽古をしていた演劇関係者に感染の疑いのある人がいることがわかり、検査したところ、20代から60代の男女9人の感染がわかりました。

全員がマスクを着用し、稽古も2メートル以上の間隔を空けて行っていて、「3密」のうち、「密閉」の条件しかありませんでしたが、ほとんどの感染者がほかに接点がなかったことから、保健所は稽古を通じて感染したとみています。

保健所によりますと、このケースについては民間の検査機関で感染が確認されたこともあり、変異ウイルスかどうかの検査は行われていないということです。

感染力強い変異ウイルスにはさらに注意

感染力が強い変異ウイルスによって、3密の条件がそろわなくてもさらに広がるおそれが指摘されています。

神戸市では、今月初めの段階で90%以上が変異ウイルスに置き換わっていましたが、変異ウイルスの感染が増えてきた先月以降、これまでには感染がほとんど見られなかった場面でも集団感染が報告されるようになってきているとしています。

感染経路の調査を行ってきた保健所によりますと、中高生が部活が終わった後に屋外で車座になってジュースを飲む時以外はマスクをつけて話していた場面で感染したケースや、
大学生のサークル活動の後での屋外での飲み会で感染したケースがあり、検査すると変異ウイルスだったということです。

神戸市保健所の担当者は「これまでは感染がなかったような場面で感染していて、従来よりも感染力が強くなっているという印象がある。相当に注意しないと感染を防ぐのは難しいのではないか」としています。

第4波 若い世代の感染者の割合増加

感染の第4波では、これまでのところ、感染者に占める若い世代の割合が多く、感染者の集団、クラスターは3密の条件がそろいやすい飲食店だけでなく、学校や職場などでの発生が多くなっています。

東京都が28日発表したデータによりますと、東京都内で感染者のうちの20代と30代の割合は、2回目の緊急事態宣言が出たあと、2月15日の時点ではおよそ33%だったのが、解除後から再び増え始め、4月12日の時点ではおよそ50%に、4月26日の時点でもおよそ47%とほぼ半分を占めています。

また、今月27日に開かれた厚生労働省の専門家会合でも20代から30代を中心とした行動が活発な現役世代で全国的に感染拡大の傾向がみられ、3密の条件がそろいやすい飲食店に限らず、職場や部活、サークル活動などでの感染が報告されているとしています。

専門家会合で報告された最新の解析結果では、全国各地で報告されたクラスターのうち、学校・教育施設はことし2月にはおよそ7%だったのが、3月はおよそ10%、4月は23日までの集計でおよそ13%と割合が徐々に増え、このうち部活やクラブ、サークルなどでの発生が大学でおよそ44%、高校ではおよそ22%にのぼっています。

また、職場でのクラスターはことし1月はおよそ11%でしたが、2月はおよそ13%、3月はおよそ18%、4月は23日までの集計で、およそ21%と割合が増える傾向となっています。

新型コロナウイルスの感染は、若い世代で広がった後、家庭などで中高年などより幅広い世代に拡大し、高齢者施設や病院に感染が広がって重症化したり死亡したりする人が増えるというパターンを繰り返しており、専門家は感染力が強い変異ウイルスが拡大していることもあり、できるだけ早く若い世代での感染を抑える必要があるとしています。

専門家「2密や1密でも感染すると考えて」

感染症対策に詳しい、東北医科薬科大学の賀来満夫特任教授は「従来から屋外のバーベキューなどでの感染はあったが、変異ウイルスは感染力が強いので『2密』や『1密』であっても感染すると考えなければならない。マスクをきちんと着ける、人との距離をさらに取る、屋外でマスクを着用していても飲酒を伴う会食は避けるなど、さらに対策を徹底する必要がある」と話しています。

そのうえで「若い人たちは行動範囲が広く、人と会う機会も多いので、そういった場面での感染をどう防ぐか、ぜひ考えて行動してほしい」と話しています。